今回はまとめ回になります。
新しく私をフォローしてくださる方も定期的にいらっしゃると思うので、時々立ち止まってまとめ記事を出していこうと思います。
本日の記事は以下の3つの内容を、少し違う観点でお話しし、最後にはまだ話していないことも載せています。
本日は、6月の記事のまとめとして、
自分の頭痛の見分け方 (診断)
片頭痛の最新治療 (治療)
お薬の正しい飲み方 (内服)
この3つを、できるだけわかりやすくお話しします。
※私は製薬会社さんからの援助はありません。また頭痛の診断は、自分で行うことはできません。最終的には医師による診断が必要です。
頭痛持ちの方に、まず一番伝えたいことがあります。
諦めないでください。
たかが頭痛で理解されないから諦めている
頭痛はどうせ良くならないものだから諦めている
病院にかかってもただの痛み止めが出るだけだから諦めている
世の中には頭痛にまつわる様々な「諦め」が存在します。
私は発信を通じて誤解を正し、最新の治療で明るい話をすることで、
頭痛の悩みを希望に変えていきたいと思っています。
1. 自分の頭痛の見分け方 -自分の頭痛は自分が一番知るべき-
頭痛ではまず命に関わる危険な頭痛を見分けないといけません。これは皆さんの安全のためであり私の専門ですので、どうしても避けて通れません。
念の為記事を置いておきます。危険な頭痛の三つの兆候
危険な頭痛(二次性頭痛)を除外した後に多いのは、緊張型頭痛と片頭痛です。他に稀な群発頭痛などがあります。
この二つで決定的に違うのは、片頭痛は血管から来る痛みであること。これ、知っていましたか?
片頭痛はずきんずきん、ドクンドクンと痛むことが多いです。
その理由は、片頭痛では脳の血管が広がってしまい、その拍動に伴って痛むからです。
これに、光や音の過敏、そして見過ごされがちな臭いの過敏。この3つのうち2つ以上が伴うことが特徴です。
過敏の症状が万が一なくても、吐き気や嘔吐を伴うことが特徴です。
💡ここで大事なポイント。
片頭痛=片側の頭痛ではありません。
片頭痛の方でも、頭の両側が痛くなることは半分くらいの頻度起こります。
以下が簡単なスクリーニングになります。2つ以上当てはまる場合は片頭痛の可能性が高く、当てはまらない場合は緊張型頭痛の可能性が高いです。
2. 片頭痛の最新治療 -片頭痛は、我慢するものではない-
ここからが大事です。
片頭痛は、今ものすごく治療が進んでいます。
昔は、頭痛が半分になれば十分、という時代でした。
でも今は違います。
Migraine Freedom
片頭痛から解放されること。
これを本気で目指せる時代になっています。
まず知ってほしいのは、片頭痛専用のお薬があるということです。
「ただの片頭痛だから市販薬で我慢」
これは、本当にもったいないです。
片頭痛が来た時に、あまり効果のない痛み止めを飲む(対症療法)よりも、きちんと原因に効くお薬(原因療法)をする。
生活の質を上げるため、これがとても重要になります。
さらに今は、頭痛が来てから抑えるだけではありません。
そもそも頭痛が来ないようにすることができます。
それが「頭痛を予防する」という概念です。
さらに片頭痛の予防に革命をもたらしたのが、「CGRP」という物質をブロックするという新しい方法です。
CGRPをブロックすることにより、片頭痛そのものがブロックされます。
これがあまりに効果が高く、しかも副作用も極めて少ない。
これによって、頭痛持ちの人によって人生の変わる、嘘のような「Migraine Freedom」が幻ではなく実現する時代が到来しているのです。
3. 痛み止めの正しい飲み方
みんな薄々知っている。それは痛み止めの飲み過ぎでむしろ頭痛が悪化することがあることです。しかしちゃんとその基準を教えてくれる人はほぼいません。
特に市販の痛み止めは、簡単に買えます。
だからこそ、危ない。
よくない成分の入っている複合鎮痛薬は月に10回以上で飲み過ぎ。週に2〜3回頭痛のある人は、危ないです。
しかも片頭痛治療薬の「トリプタン」も月に10回以上で飲み過ぎになってしまう。
だから、「頭痛の予防」は欠かせないんです。
そして今まで記事で話していないポイント。
大事なのは、飲むタイミングです。
頭痛のお薬は、飲み遅れると効かなくなります。
そして頭痛の「前触れ」として、様々なものがあります。
有名なのは、視界のギザギザである「閃輝暗点」などの前兆です。
しかしそれ以外にも首や肩のこり、光の眩しさ、頭の違和感。様々なものが予兆です。
それを目印に、頭痛が起きた瞬間に薬を飲んでください。
飲み遅れると残念ながらお薬が効かなくなります。
しかしアメリカで学んできたさらに最新の治療では、少しずつこの限界を克服しています。日本で最新情報を得るためぜひ引き続き情報をフォローしてください。
片頭痛専用のちゃんと効くお薬を、適切なタイミングで飲む。
これで頭痛がきても怖くない。
+
そもそも頭痛が来ないように、「予防」も万全にする。
このダブルパンチが最新の頭痛治療の考えになります。
まとめます。
頭痛で大事なのは、この3つです。
自分の頭痛が何なのかを知る。
片頭痛なら、専用の治療があることを知る。
痛み止めの飲みすぎにハマらず、正しい飲み方を知る。
山本俊の「頭痛」のメルマガでは、毎週土曜日に、片頭痛の最新治療に関する情報など頭痛持ちの人にとって有益な情報を発信しています。
それでは次回予告。
【お薬だけじゃない】頭痛を減らす生活習慣総まとめ
それでは、お楽しみに〜!
質問はいつでもコメントで受け付けています。お気軽にコメントお願いします。












貴重な記事をご掲載下さりありがとうございます。感謝いたします。自分が全ての条件に当てはまっていると知り愕然としました。ロキソニンを常用しております。受診はやはり脳神経外科でしょうか。良い先生を見つけるコツはありますか?
頭痛は子供の出産を機に、するようになり、こんなに辛いのかと…
次の生活習慣のまとめ記事を楽しみにしています。